お金が解決してくれること

うつ病は少しばかりのお金を配ってもらうと治る傾向を見せ始めるらしいです。

読書日記: 読了:Ljungqvist, et al.(2015) 重度の精神疾患患者に毎月お金を渡したら?

考察。  SMIにおける社会的孤立はSMIの症状ではないのではないか。心的状態だって、お金のおかげで生活が変われば改善するのではないか。    へええええ。面白いなあ。 …

スウェーデンの実験についての著書を簡単にまとめてくれています。

確かに、金銭問題のもつれからの殺人とかの話を聴いてましても、1000万円とかの大きい金額で揉めたとかって話は一般人部門で聞くことは少ないですよね。
だいたい50万以内の話。
・・それって、その気になれば、サラ金から1時間以内に手当の付くお金です。
普通の経済状況の人であれば。
問題はその与信能力がない人たちが、強盗や泥棒となってザワつかせているわけですね。

でも、対応策としては、その人たちにベーシックインカム支給などを行えば、少なくとも数万円のお金欲しさに刺される人とかはすこしだけ減るのではないでしょうか?
若しくは、生活保護の受給を受けやすくするなどの方策ですね。

確かに、将来への漠然とした不安とかでうつ症状を発している人ってのは、そうかもしれないと思いつつ、そうしたらある程度お金に現時点で困っていない人間がうつになる理屈はどうなんでしょう?

自分もそうですが、この数年内に経済的な破たんがあるほど困窮はしておりません。
10年先・20年先のことは置いておきますが。

単に閉塞的な社会が原因であるとか、雇用の流動性が低いからとか、うつになる原因は色々と言及されていますが、ある程度の所得があって、ある程度の裁量権を持って仕事をしている人の、うつ病罹患率が高くなっている点がとても気になるところと、不思議に感じている点です。

単純なモラルハザードの問題であれば、その点についてはもうちょっと明るいうつ病として世間には投影されるんじゃないかなあとも思ったりするんですよね。

そういえば、自分が将来に対する不安要素というか、働いてて不安に感じていたことが1個だけあります。
『仕事自体は多分あと数十年はなくならないだろう。ただし、その仕事を行うコストはどんどん高くなっていって、最終的にその仕事をやること自体が国内では無理になっていくだろう。』
・・・こういう風に考えていました。

じゃあ、このことでうつになったのか?と言われると違いますね。
会社的にはコストが合わなくなるのは、1年間の損益計算を行えば十分把握できる話ですし、先々についても市場調査を行えばある程度は予測可能なはず。
また、自分は現場にいて顧客との間に立つ立場ですので、そのあたりの雰囲気は十分に感じることができるものだったと思います。

確かにお金で治るうつ病もあるかもしれませんが、それ以外の原因で起きているうつ病もあるんじゃないかなあと感じた次第でした。